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ロックの部屋

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TEARS FOR FEARS

《LIVE・IN・SANTA・BARBARA》
Songs From The Big …
PERMAN6293のビデオ・コレクションの中から、今日取りあげるのは【ティアーズ・フォー・フィアーズ】のライブ映像です。

この映像は野外のライブで、読売ランドのイーストのような会場です。収録時期は彼らの顔立ちからいって、1980年代後半といっていいのだろうか。まさしく油が乗りきった頃。

ティアーズ・フォー・フィアーズを初めて知ったのはアルバム『Songs From The Big Chair』からです。このアルバムは全米でもNO1になったようで、かなりヒットしました。ゆったりとしたメロディアスな曲が多くてしかも、スケールの大きい拡がり間があるところが魅力的なのだ。ロックファンならずとも、一般のポップスファンでも知っている人は多いのではないだろうか。

このアルバム以前の彼らは、エレクトロなポップバンドだったようだ。けれど、『Songs From The Big Chair』はテクノぽさは感じられない。そこが受けいられて世界的なヒットになったのだろうか。このライブ映像でも歌の良さを全面に出していて、サウンドに偏ることがない。バックの音は二人のコーラスをサポートしているにすぎないのだ。

ローランド・オーザブル(ギター・キーボード)とカート・スミス(ベース)の歌の素晴らしさだけではなく、バックの黒人女性コーラスがリードをとる曲もあったりします。

容姿からいっても長髪のローランドと短髪のカートはチャゲ&飛鳥みたいにタイプが全然違うように見える。そこが、また魅力になっているのだろう。

テクノからソウルフルに変化していったバンドとしては【ユーリズミックス】と形が似ている。「バッドマンズ・ソング」なんか、その典型的な曲に思える。

ビートルズの「愛こそはすべて」も演奏している。ラストの「EVERYBODY WANTS TO RULE THE WORLD」も良いんだよね。この曲が終わってアンコールナンバーです。

アンコールは「YEAR OF THE KNIFE」アルバム『the seeds of love』からのナンバーです。そして、もう1曲「シャウト」だ。ティアーズ・フォー・フィアーズと言えばこの曲でしょう。
♪シャウトシャウトコモントーキントゥユーコモン
シャウトシャウトレディオナトーキントゥユーコモン♪

間奏タップリ10分近く演奏し、観客総立ち波打ち状態の大盛り上がりです。

うーっ、ライブはいいね、やっぱ。家では酒飲みながら見るべき聴くべし。



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